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いきものずかん

変わった生き物集めます。面白いから^^

Page3 ノミ × 規格外の身体能力①

ミクロ生物

こんにちは!
3ページ目は『ノミ』にしました!笑
ノミって一般的に嫌なイメージばかりかと思うんですが、
実はすごいジャンプ力の持ち主なので、ぜひご紹介させてください。
小学生の時に、驚かされた生き物。私にとって印象深いやつなんです。


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https://n-d-f.com/nomi_madani/
嫌いになってほしくないので、写真は小さく…笑
見方によっちゃ、ミジンコみたいだと思うんだけどな…笑


<もくじ>

どうしてノミのページにしようと思った?

物事には、大抵きっかけがあるものです。
今回のきっかけは、2つ。


- きっかけ① 折り紙顕微鏡の存在を知った!

先日、TV「世界ふしぎ発見!」で折り紙の顕微鏡 Foldscopeを発明した
生物物理学者のマヌ・プラカシュさんのことを知りました。
この顕微鏡のこと、ご存知ですか?

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折り紙のようにパタパタと折りたたむだけで顕微鏡になる「Foldscope」 - GIGAZINE


Foldscopeのエピソード

1800年に誕生した「顕微鏡」。
この発明により、これまで目に見えなかった微生物の世界への扉が開かれ、
様々な分野で、特に医療において研究が飛躍的に進みました。

「英国夫人が口にしていたティーカップで口にしていたのは、実はとんでもないモンスター入りのスープだったのです」というスピーチ中での表現、すてきです笑
この事実に驚愕するご夫人の様子が目に浮かぶようです。
それほど、顕微鏡の発明は画期的で、
生物学を新たなステージに移行させたと言えるでしょう。


でも、いかに技術が発達してきて多くの偉大な発見があったとしても、
いまだ世の中から感染症・病原菌は尽き果てないものです。

なんといっても種類が多すぎる。
さらに、相手も生き物なので進化します。
薬の効果に対する抵抗性を獲得して生き延びる種が新しく生まれるわけです。
しかも、世代が短いからすごいスピードで。

このいたちごっこのような状況に立ち向かうためには、
テンポよく病原菌の研究を進めていく必要がありますが、
いま普及している顕微鏡のスタイルは、高価で大きく重すぎました
限られた場所にしかないし、利用・管理に一定のスキルが必要です。


もっと手軽に、身近に顕微鏡を扱えたらいいのに……

そこで発明されたのが、このFoldscopeだそうです!


偉大な発明は、全く新しいアイディアではなく、
既存のアイディアと既存のアイディアの組み合わせだとよく言われます。
まさしく!!

軽くて性能も十分で、しかも100円以下で作成することができるそうです。
私はこの動画をみたときに、感動しました。


www.ted.com


じつは大学の研究室時代、私の大事な相棒が顕微鏡だったのです。

両手にピンセットをもち、200µm(=0.2mm)程度の植物の芽を傷つけないように、
ひたすら1000個近く切り出す作業がありました…。
10µmの薄さの切片を染色して、300枚ほどのスライドグラスから
色濃く染色した組織をひたすら探す作業がありました…。

この地味の極みといえるような作業を通じて、
1mm以下の組織・細胞の世界をたくさん見ました。

これがまた、面白いんです。

最初は、ミクロの世界を馬鹿にしていました。(ごめんなさい)
単細胞。単純。簡単。だと。

でも、人間の目では見えない小さな世界でも、
細胞は、組織は、互いに関係性をもちながら精巧な命の営みをしていることを知りました。

理科の授業でよく観察されるツユクサの原形質流動もそうです。
タマネギの細胞でよく観察される核分裂もそうです。


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http://www2e.biglobe.ne.jp/shinzo/jikken/saibou/saibou.html



ミクロな世界は神秘的だなぁ…と私は感じています。

そんな神秘的な世界へと道を開いてくれる【顕微鏡】がより身近な存在となる
Foldscopeの発明は素晴らしいです。


子どもたちには顕微鏡を印刷して、ポケットに入れ、持ち歩いてほしい。
そう願っています。

TEDのスピーチ本文より


マヌ・プラカシュさんの願いが実現しますように。
多くの子どもたちが、小さな世界の面白い発見に目を輝かせてくれますように。


想い募り、つい前置きが長くなってしましました。


こうして、この顕微鏡エピソードをきっかけに、
次のページはミクロ生物にしよう!と思いまして、最初に思い浮かんだのがノミでした。
思い浮かんだのはノミのみ…笑


- きっかけ② 生き物運動会

このきっかけもTV。「動物奇想天外」のいちコーナーでした。
生き物たちの身体能力を、人間に当てはめて換算するとどうなるか…
各種目ごとに優勝者を決めよう!という内容です。

そこで、ぶっちぎりの記録を出して小学生の私の心に深く刻まれた生き物がいました。

生き物運動会の記憶


選手【ノミ】
種目【走り高跳び】 
記録【250m】 ※身長ヒト170cm想定


ノミにも複数の種類がいますが、ヒトノミの体長はおよそ2~3ミリ。
そんな小さな体で、体長のおよそ150倍の距離をジャンプできるそうです。


意味分かんないと思いました。
そもそも単位からして違うし!(ちなみに、私の記録はたぶん80cmとか…)
他にもたくさんの生き物が登場していたはずですが、このノミだけを鮮明に覚えています。
それだけ、小学生の私にとって本当に衝撃的だったのです。


どんな足の使い方をしたら、そんなに飛べるの?
体が小さいのにどうしてそんなにエネルギーがあるの?
体長の150倍も飛ぶって、どんな感覚…?
どうしてそんなに跳躍力を発達させたんだろう?


たくさんの興味が湧きおこったとともに、
生き物の力ってすごい、人間の常識・想像を超えるんだ
と心底感じた瞬間でした。感服。


前半まとめ

ここまでは、折り紙顕微鏡すごい!ノミのジャンプ力すごい!という話でした。

でもこのブログの目的は『生き物から学ぶ』ということなので、
ノミの世界観を通じて学んだことの内容も書きたいと思っています。

ただ、ボリュームが多くなったので、次のページで。
ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。

後半の内容はこちら!

  • ノミのジャンプ力の秘密を科学して、ヒトの生活に活かす!?
  • 「ノミとコップの話」じつは自己啓発の話。


どうぞお楽しみに。
ひとまず、3ページ目の半分はおわり!